雪組「星影の人」/「Joyful!!2」
4年ぶりの雪組です。
前回の雪組観劇は、「春麗の淡き光に」/「Joyful!!」の東京公演でした。
あの時は、自分の贔屓(紺野まひるさん)がトップ娘役1作限りで
退団したことへの悔しさで、頭がいっぱいでした。
そして、贔屓のいない雪組に違和感を感じ、以来雪組に恐怖を覚え、
観劇しなくなってしまいました。
その4年間、花組だけはかなり観劇していました。
でも実際の所は、宝塚に対しては絶望し、元気をなくしていました。
そんな僕でしたが、去年あたりからようやく元気を取り戻しました。
宝塚への絶望もようやく溶けてきました。
そして、ようやく雪組を観劇しようという気持ちが戻ってきたのです。
もうすでに、雪組は知らない人がかなり増えてしまっていました。
特にバウホールのメンバーは、桂ちゃん(音月桂)をのぞいて
誰も知らない状態。
中日劇場メンバーにも、知らない人がかなりいました。
知っている人でも、「追憶のバルセロナ」の時は下級生だった人が、
いつの間にか立派な中堅になっていました。
改めて、僕が停滞していた4年間の大きさを思い知ったのでした。
でも、幸いにも僕をナビゲートしてくれる人がいました。
花組から組替えできたばかりのゆみこさん(彩吹真央)。
つい先日まで、花組でずっと見てきた人だけに、心強い存在でした。
前置きが長くなってしまいましたが、公演の話になります↓。
30年ぶりに再演された「星影の人」。
新撰組を題材にした作品というと、血生臭さを感じるものが多いですが、
この作品は全く違いますね。
沖田総司を中心に、隊士や周りの女性たちの恋模様が美しく
描かれていて、とてもよかったです。
この作品が名作だと語り継がれてきた理由がよくわかります。
結核で咳き込んでいた沖田を介抱していた玉勇が斬られ、
息絶えるシーンは、とりわけいい場面でした。
水さん(水夏希)の沖田総司。
儚げな雰囲気がよく出ていて、魅力的でした。
「生きるときめき」の歌い方にも情感があってよかったです。
(それにしてもこの曲はいいですね……)
となみちゃん(白羽ゆり)の玉勇。
アントワネットのような華やかな役から、玉勇のような艶やかな
役まで、幅広い役をこなせるトップ娘役になりました。
ナビゲーター(笑)、ゆみこさんの土方歳三。
花組時代も実力派タイプだっただけに、いい味を出していました。
雪組での活躍が更に期待できそうです。
しなちゃん(山科愛)は、観ていない間に立派に成長していました。
僕の知っている時代からの変わりぶりに驚きました。
晴華みどりさん。「追憶のバルセロナ」の時には雪組にいたとはいえ、
今回初めて存在を知ったような人です。
今はこの人が娘役の2番手格なのですか?
なかなかいい演技を見せてくれました。
そして……、久々に「日本物の雪組」という言葉を思い出しました。
僕が知っている頃の雪組を思い出させてくれました。
「Joyful!!2」。
今更な話ですけど……、「Joyful!!」ってこんなにも楽しいショー
だったのかと思いました。
初演も一応は観劇していますけど、あの時はまともな精神状態では
なかったですから……。
何度も出てくる主題歌に合わせて、手拍子を打っていました。
僕がこんなに雪組を楽しんでいるなんて、自分でも嘘みたいです。
でも、それだけ宝塚への元気を取り戻せたということでしょう。
水・となみコンビが、今度はアクティブな雰囲気を見せてくれました。
様々な魅力を見せてくれそうで期待できるトップコンビです。
いづるん(天瀬いづる)。娘役になったんですね。
話は聞いていましたけど、今回初めて実感しました。
僕が知っている頃の男役から、見事に変身していました。
2002年9月23日の、贔屓の退団以来止まっていた時計が、
ようやく動き出したような気がします。
ブランクの長い僕は、雪組は1から覚え直しになります。
でもこれからは、昔の思い出を大切にしながら、再びこの組に、
向き合っていけそうです。
2007年2月10日、名古屋の栄で体験したことは、
宝塚ファンでいる限り忘れることはないでしょう。
フルメンバーでの雪組公演を観たくなりました。
次はチケット入手が大変なあの作品ですが……。
| 固定リンク
「宝塚(2007)」カテゴリの記事
「雪組」カテゴリの記事
- やっぱり(2009.06.16)
- おめでとうございます(2009.05.31)
- 色々と……(2009.05.23)
- 雪組「風の錦絵」/「ZORRO 仮面のメサイア」(2009.05.05)
- ラインナップ追加発表(2009.04.29)

コメント
初めまして。私も娘役ファンです。
特に雪組は昔から大好きです。
最近の雪組の娘役情報(?)ですが、
前回の「堕天使の涙」では、現在公演中の
音月さんのバウでヒロインの大月さゆさんが、
「タランテラ」では山科愛ちゃんが2番手並みに
活躍されてました。
投稿: 美樹 | 2007年2月25日 (日) 20:06
雪組の好きな、娘役ファンの方にもお読みいただけて、感謝です。
そして教えていただき、どうもありがとうございます。
大月さゆさん。
さっそく「おとめ」で調べてみました。
2003年初舞台の方ですか……。
元気をなくしている間にも、新しい人が入って、成長していたんですね。
改めて、僕自身の停滞期間の長さを思い知りました。
しなちゃんは、「追憶のバルセロナ」以前から知っていました。
本文でも書いているとおりですけど、ものすごく成長していて、感慨深かったです。
こうしてようやく立ち直れたからには、もう一度覚え直していきます。
よろしくお願いします。
投稿: 国やん | 2007年2月25日 (日) 22:22